木が倒れる

先日参加した日比谷公園でのワークショップは衝撃的だった。
去年、幹回り4m近いプラタナスの大径木が突然倒れたこと。
それによって、公園全域の樹木の一斉精密調査が行われ、一部は倒伏の危険性ありということで伐採措置が採られていること。
安全を最優先に考えるのであれば、疑わしきはすべて伐採となるのだろうが、そこは文明開化の地でもある日比谷公園の歴史的な樹木でもあり、文化的な意義や風格ある重要な景観要素でもあることからして、これらを簡単には失うわけにはいかないという感情も残る。
この問題は、古くからあるすべての緑地にも及ぶものだ。
伐採か、保全か、本当に難しい問題である。
詳しくは書かないけど、原則としては保全あっての伐採という筋道が本道だと思う。